どうも!
カメラ大好き ゲン( @gen3ww )です!
2019年9月13日(金)は中秋の名月
ですね!
(ちなみに今年の満月は14日です。)
私の家からもお月さまが
くっきり綺麗に見えたので
カメラを使って
中秋の名月を撮影してみました。
皆さんも綺麗な月を写真におさめたいっ!
と思ったことはありませんか?
しかし、綺麗な月を撮るのは案外難しく
いざ撮ってみると
闇夜にぽつんと光る玉が写るだけ……
これじゃ、月なのか照明なのか
分からないっ!
なんてことはありませんか?
綺麗な月のクレーターや模様まで
くっきり写すには
ちょっとしたテクニックが必要なんです!
今回は、中秋の名月や満月を
綺麗に撮りたい方向けに
撮影方法をお伝えしたいと思います!
月を撮影するのに用意するもの
月を撮影するのに必要なものは……
- 一眼レフやミラーレスカメラと望遠レンズ(または、高倍率ズームがついたコンパクトカメラなど)
- 三脚(手持ちでも撮影可能)
です。
今回、私が撮影に使った機材は……
- EOS80D
- EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
です。
私は普段から
自分の作った作品を撮影したり
趣味で動植物や風景を撮影したりするのが
好きで一眼レフを使っていますが
別に一眼レフではなくても
ミラーレスカメラや
高倍率ズーム機能のついた
コンパクトカメラでも撮影できます。
ただ、後ほど詳しく説明しますが
月をくっきり模様まで写すには
マニュアル設定をしてあげる必要があるので
マニュアル設定ができないカメラでは
綺麗に写すのは難しいかも知れません。
また、
スマートフォンで月を綺麗に撮影するのは
センサーの能力やレンズの都合上
なかなか難しいです。
最近では、Appleから
超広角レンズ含む3つのレンズが特徴的な
iPhone11 Pro などが
発表されましたね。
今後、スマホの技術が進歩していけば
月も綺麗に写せる
超望遠レンズなどが搭載され
スマホだけで月も綺麗に撮影できるように
なるかも知れません。
あと、星空や三日月など
光の少ないものを撮影するときは三脚必須
ですが、今回の中秋の名月のように
満月や満月に近い状態の月であれば
光が強いので三脚がなくても
手持ちでも撮影できちゃいます。
ただ、きちんと脇を締めて手ブレが
起きないようにスキルが必要なので
三脚があればあるに
越したことはないです!
満月を撮影するための3つの設定
続いて、満月を撮影するための
マニュアル設定をします!
モードをマニュアルにして
シャッタースピードとF値とISO感度を
以下の設定にしてみて下さい。
- シャッタースピード 1/800
- F値 8.0
- ISO感度 400
これで設定完了です!
(※三日月の撮影などはまた設定する値が変わってきます。)
実際に撮影してみる
設定も完了したら実際に撮影して
みましょう!
今回は三脚にセットして撮影します。
月を撮影する際は
上を見上げるようにして
撮るのでファインダーを覗き込む体勢を
長く続けると疲れてしまいます。
もし、モニターの角度を調整できる機種で
あればモニターを上に向けてあげると
立ったまま楽な姿勢で撮影することが
できます。
EOS80Dは
バリアングル液晶モニターなので
写真のようにモニターを開いて
楽な姿勢で撮影することができます。
暗い夜空の中でまず月に焦点を
当てていきます。
まずは、ズームしていない状態(広角側)で
月をだいたい画面の真ん中に合わせ
ズームして(望遠側)
ピントをしっかり合わせます。
あとは、シャッターを押すだけ!
なんですが、
この時、シャッターを押す指の振動だけでも
月がブレて写ってしまうことがあります。
(満月の場合だとそこまでブレることはありませんが)
そんな時は、セルフタイマー機能を
使ってみましょう!
こうすることで、シャッターを切る瞬間に
カメラに触れることがないので
手ブレを防ぐことができちゃいます!
(EOS80Dには10秒タイマーと2秒タイマーがあったので、2秒タイマーを使いました。)
そして、
実際に撮影したものがこちら!!
おぉ!綺麗に写ってる……けど、
あれっ、小さくない?!
っと思った方もおられるかも知れません。
この月の大きさの写り方は
撮影に使われたカメラ、レンズの種類に
よって変わってくると思います。
- EOS80D
- EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
の組み合わせでは
こんな感じの大きさに写ります。
しかし、ご安心下さい!
マニュアル設定できちんと
月の模様も写り、三脚も据えて
しっかりと撮影できているので
余分な夜空をカットしてトリミングしてあげると
このように、しっかりと
綺麗に月を写真におさめることが
できました!
月のクレーターや模様までしっかりと
写っていますね!
ホワイトバランスで印象が変わる
また、カメラにホワイトバランスを
設定できる機能がある場合は
ホワイトバランスを変えるだけで
ガラリと印象が変わります。
先ほど撮影した月ですが
ホワイトバランスを変えると
こんな感じや
こんな感じに
月の色合いが変わってきます。
実際に肉眼で見える月の色味に
近づくよう調整してあげても
いいですね!
あとは実践するのみ!
以上、中秋の名月っということで
満月や満月に近い状態の月の撮影方法の
ご紹介でした!
月を綺麗に撮影したいんだけど
なかなか綺麗に写らないっという方は
今回、ご紹介した方法で
綺麗なお月さまをバッチリ
カメラにおさめちゃって下さい!
それでは、次回もお楽しみにっ!!