変わる時代で、何を守るのか。『プラダを着た悪魔2』感想

先日『プラダを着た悪魔2』を観てきた。
映画館の予告でもよく流れて気になってたんだよね。
もともと前作の1を観てなくて
2を観たいがために、事前に1を観てから映画館へ。
勝手に1は数年前に作られた映画なんかな〜って思ってたらなんと20年前の作品。
え、アンディもミランダも全然変わってなくない?!
すごいお二人ともお綺麗で時の変化を全く感じなかった。
やっぱり1を観てから行ってよかった。
変わらないもの、変えられたもの、変わってしまったもの。
20年という時間の流れを、作品の中で感じられた。
ちなみに1と2はどちらも吹替で観たんだけど、ちょっと混乱した。
「あれ、声違わない?」って。
調べたら、テレビ放送版と配信・ソフト版で声優さんが違うことがあるらしい。知らなかった……!
金ロー録画で1を観た自分のミランダは夏木マリさん。
映画館で2を観たミランダは宮寺智子さん。
どちらも良かったんだけど、「媒体で吹替が違う」という文化、初めて知った。
みんな知ってた?自分だけ?
プラダを着た悪魔、1と2を観て
ファッション業界の話だけど、いろんな仕事に重なる葛藤もあって刺さった。
1で格式高く人気雑誌だった紙媒体の『ランウェイ』も、20年後の2ではスマホの中にある。
人々はスクロールしながら、隙間時間にそれを読む。
ナイジェルの「トイレで用を足しながら読む人も……」みたいな台詞も切なく、でも時代の変化をグッと感じた。
時代は変わった。
20年あれば、働き方も、価値観も、当たり前も変わる。
昔は憧れだったものが普通になったり、消えていったりするものもある。
そんな中で、変えなければ生き残れないことも出てくるし、ここだけは変えたくないということも出てくる。
そんなとき、自分はどこに重きを置くのか、何を信じ、誰と進むのか。
そんなことを考えさせられた映画だった。
あとやっぱり一貫してナイジェルが最高。
常に品があって、ユーモアもある。
目立って強く意見を言うわけではないんだけど、気づけば場を良い方向に動かしている。
ああいう人、いるだけでチームの空気が良くなるんだろうな。
あと、アンディとエミリーの関係もまた良かった。
最後のあの一言もすごく印象的。
『プラダを着た悪魔』という作品が大事にしてきたひとつの価値観を、改めて言葉にしたような一言だった。
何はともあれ、登場人物それぞれの生き様がかっこよかった。
仕事への向き合い方とか、生き方とか。
「自分は何を守って、何を変えるのか」。
そんなことを、少し考えさせられる映画。
気になってる人は1を観てからぜひ。






